私たちは、地域で暮らす方々との関わりの中で
「住み慣れた場所で暮らしを続ける」ことが
幸せの一つのかたちであると気づきました。
しかし、地方が抱える医療課題が原因で
ケアに手が届きづらい状況が出てきています。
人口流失、少子高齢化により、地方において以下のような課題があります。
人口減少に伴い、医療機関の数も減少しています。これにより、医療サービスを提供する地域が縮小され、患者がサービスを受けるためにはより長い距離を移動する必要が生じています。
人口流失と少子高齢化の進行により、医療を必要とする人々に対して十分な医療サービスを提供する側のリソースが不足しています。結果、必要なケアを受けるまでの待ち時間が長くなり、緊急時の対応を困難にしています。
上記の地域医療の課題に対して、4つの側面からアプローチを行い、
限られたリソースの中で病気やケガを予防しながら必要な時に迅速に届けます。
病気や障がいがあっても、
共に生きる豊かさがある
環境をつくる
予防ができる
環境をつくる
コミケアのコア事業である訪問看護、訪問リハビリを提供します。看護師、保健師、理学療法士がご自宅に伺い、ご利用者様とそのご家族が安心して生活できるように支援を行います。
サービスについてコミケアでは医療人材向けだけでなく、地域住民に対してもケアに関するセミナー、勉強会を実施しています。地域から人材を生み出すことはケア人材不足の一つの解決策と考えています。
コミケアの本社事務所にはコミュニティスペース「HOHOEMI」が併設されています。ここでは上記のようなケアに関する催しだけでなく、住民の方が気軽に集るようなイベントも実施しています。住民の方々が交流することで「異変に気づき合える」関係性づくりにも繋がっています。
教室・相談会情報自治体、医療に関する公的機関、病院やクリニックなどの医療機関、老人ホームやデイサービスなどの介護施設と連携体制を構築しています。これによりコミケアのサービスではカバーすることができない分野、反対にコミケアでしかカバーできない分野、相互補完することで地域住民のケアに対応しています。
地域住民さん向けに「予防」を目的として実施しています。健康教室では予防法や自身でできる簡単なケアのレクチャー、健康相談会では参加者の方の健康のセルフチェックを行ったり、ご家族の介護相談や健康状態等の相談を実施しています。
教室・相談会情報日本にはコミケアが活動する地域のように地域医療課題をもつ場所が数多く存在します。コミケアは、私たちが推進するエコシステムをより成熟させ、他の地域に導入することで日本中の課題解決にチャレンジしていきたいと考えています。